STAR WARS EPISODE I
THE PHANTOM MENACE
ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

Music Composed & Conducted by John Williams
SONY CLASSICAL
SK 61816 / 1999

ソニークラシカル
SRCS 8927 / 1999/5/12 / \2,520

世界中が待ちに待った『ファントム・メナス』公開2ヶ月前に発売されたサウンドトラック。サントラといいつつも、収録されている曲は実際の映画で使用されたものとテイク違いやアレンジ違いのものが多く、また曲順やメドレーの組み合わせなどが映画とは全く違う事から不満の声も多かった一枚。
  通常、ジョン・ウィリアムスはアルバム製作を映画とは切り離して考えています。そのため、こういったアルバムとしての完成度を優先させた構成をしているのです。とはいえ、映画の中で脈々と流れる『フォースのテーマ』など、ファンにとっておなじみのフレーズを聞くことが出来ないのは残念でした。

   

STAR WARS EPISODE I
THE PHANTOM MENACE
ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

Music Composed & Conducted by John Williams
SONY CLASSICAL
ISBN:1-57330-143-4 / 1999
(ブリスターパック版)

上記『ファントム・メナス』サントラがそのままブリスターパックに入った商品。中のCDはCDナンバーまで同じですが、ブリスターパックのバーコード上にISBNが振られている事から、書籍扱いの商品として流通してた事が分かります。
  米国のみの発売でした。しかし、開けてしまえばただのCDと変わらない訳ですからファンは悩みましたね。聞けないサントラなんて・・・。

   

STAR WARS THE PHANTOM MENACE THE ULTIMATE EDITION

Music Composed & Conducted by John Williams
SONY CLASSICAL / S2K 89460 / 2000

ソニークラシカル / SRCS 2385〜6 / 2000/12/20 / \3,780

『ファントム・メナス』に使用された全てのスコアを収録、というふれこみで映画公開より一年半後に発売されたのがこの2枚組CD。モス・エスパで、クワイ=ガンたちが歩いている時に、かすかに聞こえる街の音楽までも収録されています。
  しかし完全版といいつつも、ラストのパレードからエンディングに入るトラックは映画で使用されているテイクとは異なり、先に発売されたサウンドトラック版とまったく同じものが収録されています。
  何にせよ、アナキンがポッドレーサーのエンジンを初始動する様をアーチ越しに見守るシミの姿が描かれるシーンの曲など、短くも印象的で美しいフレーズを余すことなく聴く事ができるのは、何にもまして嬉しい事です。
  ちなみにボーナストラック『運命の決闘(セリフ入りバーション)』は、公開前よりMTVなどでも流れていたビデオクリップと同じ音源です。