ANAKIN SKYWALKER
アナキン・スカイウォーカー

奴隷の身分でありながら、アナキン・スカイウォーカーはポッドレーサーを操縦できるモス・エスパで唯一の人間という名声を謳歌していた。しかし、アミダラ女王の宇宙船が修理のためタトゥイーンに着陸した後、クワイ=ガン・ジンとの運命的な出会いによって、彼の人生は永遠に変わることになる。アナキンの天性のフォースの強さに気づいたクワイ=ガンは、彼の主人であるワトーにポッドレースの賭けを挑み、見事勝利する。

クワイ=ガンはアナキンを奴隷の身分から解放し、ジェダイとして訓練するべくコルサントへと連れて行くのだった。しかし、評議会はアナキンの未来が曇っていることを理由に反対を決め、アナキンはクワイ=ガンとともに通商連合の侵略を受けたナブーへと向かう。そこで彼ははじめて宇宙戦闘機を操縦し、連合軍のドロイド司令船の破壊に成功した。しかし、その間にクワイ=ガンはシス卿ダース・モールによって殺害されてしまう。その後、ジェダイ評議会はクワイ=ガンの弟子だったオビ=ワンを一人前のジェダイ騎士として認定し、アナキンをパダワンとすることをしぶしぶながら認めることになる。こうして若きアナキンはジェダイとしての第一歩を踏み出したのだった。

 
 

QUEEN AMIDALA
アミダラ女王

アミダラはナブーの山村で暮らす貧しい両親のもとに生まれた少女だったが、ナブーでもっとも聡明で才能ある子供として見出され、政治的リーダーとなるべく訓練を受けた。ナブーの戦いのおよそ半年前、即位13年を迎えたヴェルーナ王が王室からの退位を迫られ、アミダラは即座に彼の後継者として選ばれる。

彼女はわずか14歳という異例の若さで史上最年少の国家元首となったのだ。通商連合がナブー侵略を開始したとき、彼女は救助に駆けつけたジェダイたちの助言を受け入れコルサントの元老院議会でナブーの現状を訴える。だが、すべての望みは失われ、大きな危険が伴うにもかかわらず、アミダラは国民の支えとなるべくナブーへと戻ったのだった。ナブーに戻ったアミダラは、長年にわたって文化的対立を続けていたグンガンとの和解に成功し、通商連合との最後の戦いへ向けた作戦を立案する。そして、彼女は見事に作戦を成功させ、アナキン・スカイウォーカーによって連合軍のドロイド司令船が破壊されたとき、通商連合によるナブー侵略は完全に終わりを告げたのだった。後にアミダラはアナキンと恋に結ばれ、ルークとレイアを身ごもることになる。

 
 

QUI-GON JINN
クワイ=ガン・ジン

クワイ=ガンは弟子のオビ=ワンとともにナブー星系の貿易論争の調停へと派遣された。通商連合のドロイド司令船では思いがけない攻撃を受けるが、なんとかナブーへと脱出に成功し、ジャー・ジャー・ビンクスという奇妙なグンガンを救出することになる。その後、クワイ=ガンとオビ=ワンはシードの街を訪れ、アミダラ女王を解放し、安全なコルサントへと送り届けることになる。

コルサントへ向かう途中、女王とその側近たちはタトゥイーンでの足止めを余儀なくされ、クワイ=ガンはそこでアナキン・スカイウォーカーと名乗る少年と出会った。彼はその瞬間、アナキンにフォースとの強力な繋がりを感じ、ついには彼を奴隷から解放することに成功したのである。クワイ=ガンはアナキンをジェダイ評議会に紹介するため、コルサントへと急いだ。しかし不運にも、コルサントのジェダイ評議会は、アナキンを訓練することを認めなかった。少年の未来が曇っており、はっきりと見えなかったのだ。クワイ=ガンはそれでもアナキンを側におき、彼にとって最後となる、ナブーでの運命の闘いへと連れて行ったのである。ナブーで、クワイ=ガンとオビ=ワンはシス卿ダース・モールと対戦する。クワイ=ガンとオビ=ワンはなんとか2人でシス卿の容赦ない攻撃をかわすが、やがて師弟は分断されてしまう。このわずかの合間に、モールは優位に立ち、クワイ=ガンの一瞬の隙を突いて彼に致命傷を与えたのだった。死の瀬戸際、クワイ=ガンはモールを倒したオビワンにアナキンを訓練してくれと懇願する。3日後、ジェダイ・マスター・クワイ=ガンはアナキン、オビ=ワン、ジャー・ジャー、そしてジェダイ評議員たちの見守るなか、丁重に荼毘に付されたのである。

 
 

OBI-WAN KENOBI
オビ=ワン・ケノービ

オビ=ワンとその師クワイ=ガンは、12年間にわたり無数の冒険をともにしてきた。25歳となり、まさに一人前のジェダイ騎士になろうとしていたオビ=ワンは、ナブー星系の貿易紛争を解決すべくクワイ=ガンとともに派遣される。そこで2人は通商連合と、続いて謎のシス卿との戦いに巻き込まれる。

そして、彼らは極めて強いフォースを持った少年、アナキン・スカイウォーカーとも出会う。だが、この少年の未来は不確かなものであり、オビ=ワンもそれに気づいていた。彼にはクワイ=ガンの持つ他の生命への深い共感が欠けていたのだ。 ナブーで、オビ=ワンとクワイ=ガンは再び、シス卿ダース・モールと対決した。数では勝っていたが、2人は獰猛なモールに圧倒されてしまう。モールはクワイ=ガンを殺害し、オビ=ワンを窮地にまで追い詰めた。だが、若きジェダイはフォースを呼び起こし、不意をつく一撃でモールを切り裂いたのだった。クワイ=ガンは最期のとき、オビ=ワンにアナキンをパダワンにしてやってくれと懇願する。ジェダイ評議会が抱くアナキンへの不安など、もはや彼らには関係のないことだったのである。

しかし、10数年後、アナキンはシス卿ダース・シディアスに誘惑され、邪悪なダース・ヴェイダーへと変貌することになる。オビ=ワンはヴェイダーとの宿命の対決によって彼に重傷を与えるが、ヴェイダーは生き延び、銀河を暗黒の時代へと導くことになる。年老いたオビ=ワンは銀河に再び平和をもたらす希望としてアナキンの息子、ルークを見守るべくタトゥイーンに隠遁する。成長したルークにすべてを打ち明けたオビ=ワンは彼の見守る中、再びヴェイダーとの一騎打ちに望むが敗れ去り、肉体を消滅させてしまうのだった。だが、彼の魂はその後もルークに助言を与えつづけ、ルークとヴェイダーの最後の戦いを見届けることになる。

 
 

JAR JAR BINKS
ジャー・ジャー・ビンクス

ジャー・ジャーはヘイブリバーを衝突させてボス・ナスの邸宅を水浸しにし、オート・グンガ動物園のバブル・ゲージの半分を破壊するなど、数々の不祥事を引き起こしたため、ナブーの戦いの前に部族から追放されてしまった。彼は他のグンガンたちから危険な存在とみなされ、自給自足の生活をさせるために沼地に追いやられたのである。

ジャー・ジャーは貝類や木に棲むガンボルなどを食べながらなんとか生き長らえたが、通商連合によるナブー侵略が始まるまで、孤独な生活を余儀なくされていた。彼はクワイ=ガン・ジンによって通商連合軍の攻撃から救出されると、このジェダイ・マスターに命の借りを誓い、付き従うようになった。そして、彼は戻れば罰を受けさせられるということを知りつつも、オビ=ワンとクワイ=ガンを比較的安全なオート・グンガに連れて行く。クワイ=ガンはジャー・ジャーが「永久追放の法」を破ったために処罰させることを知ると、ボス・ナスにフォースを使い、彼を釈放させたのだった。その後、将軍となったジャー・ジャーはグンガンの分遣隊を率いてナブーの戦いに参加した。そして、天性の不器用さで数々のアクシデントを生み出し、こうした不慮の事故が次々と幸いに転じていく。やがてついに彼はバトル・ドロイド軍団に捕えられそうになるが、アナキン・スカイウォーカーが司令船を破壊した直後にドロイドたちは動きを止め、九死に一生を得たのである。

 
 

YODA
ヨーダ

8世紀以上にわたって最高位のジェダイ・マスターを務めているジェダイ評議会の長。12人の評議会メンバーのなかでも最年長者であり、メイス・ウィンドゥと同等の重要な地位を得ている。ヨーダは人生を通じて何百という惑星を旅し、フォースの理解を深めていった。そのため、彼の知恵と洞察力は銀河全域を通じて尊敬されている。

専用の小型ライトセイバーを所有しているが、最後にこのジェダイの象徴とも言うべき武器を使ったのははるか昔のことである。ヨーダは武力を使わずに紛争を解決する術を十分に心得ているのだ。アナキン・スカイウォーカーと対面したとき、ヨーダはこの少年がジェダイの訓練を開始するには歳を取りすぎていると決定を下すが、10日後にはその決定を撤回し、銀河の歴史を大きく変えてしまうことになる。そして数十年後、ヨーダはアナキンの息子、ルークにフォースの教えを説くことになる。これは彼の長い人生のなかでもっとも重要な訓練となるのだった。

 
 

DARTH MAUL
ダース・モール

ダース・モールの謎に包まれた過去についてはほとんど何も知られていない。ただ一つ明らかなことは、彼がダース・シディアスの下で修行を積み、両刃のライトセイバーを使った難解な戦闘術を習得したということだけである。そして、彼は師の命令で様々な極秘の任務を遂行してきたが、クワイ=ガン・ジンとの最初の戦い以前に、ジェダイと戦ったことは一度も無かった。

モールはタトゥイーンでクワイ=ガンを襲撃するが取り逃し、その後ナブーで再びクワイ=ガンとその弟子、オビ=ワンと対決することになる。彼はクワイ=ガンには勝利したが、オビ=ワンには痛恨の不覚を喫することになった。自分のライトセイバーを失ったオビ=ワンは、底無しの溶解ピットの淵にぶら下がった状態になってしまうが、フォースを使ってクワイ=ガンのライトセイバーを呼び寄せる。この行動はモールを驚かし、この瞬間が彼にとっての敗北の瞬間となった。彼の体は真っ二つにされ、溶解ピットに落ちていったのである。

 
 

DARTH SIDIOUS/SENATOR PALPATINE/EMPEROR
ダース・シディアス/パルパティーン/皇帝

パルパティーン議員はナブーの戦いにおける有力な政治家として知られているが、彼の初期の経歴は実際のところ失望の連続だった。彼は何度となく重要な役職を飛ばされたが、それでも忍耐と着実に最終目的に立ち向かう能力によって辛抱をし続けた。そして、ついに故郷ナブーを含む32の惑星を代表する元老院議員の地位を手に入れたのである。

同時に、彼は通商連合のナブー侵略を影で操る邪悪なシスの暗黒卿でもあった。ジェダイ騎士団の滅亡と、自らの権力の拡大を目論み、弟子のダース・モールを獰猛な襲撃者として鍛え上げ、クワイ=ガン・ジンの抹殺に成功した。しかし、モールはオビ=ワンの前に敗北し、弟子を失ったパルパティーンは次の弟子としてアナキンに目を向けることになる。やがて彼の力は劇的に増大し、銀河皇帝となって銀河全域を脅かすことになる。

 
 
ジャバ・ザ・ハット

JABBA THE HUTT
ジャバ・ザ・ハット

ジャバ・ザ・ハット、本名はジャバ・デシリジク・ティウレ。

ジャバはハット族であるのだがハットはSWで一番醜い生物といってもいいのではないのだろうか。お世辞にもスタイルがいいとは言えない。しかしジャバは宇宙で銀河皇帝に次ぐほどの権力の持ち主と言っていいだろう、銀河暗黒街の頂点に君臨しているのである。

はっきり言ってジャバはSWを普通にみていたのでは3,4回くらいしか出てこないしSW を普通にみているだけではどんなやつなのかはっきり言ってわからない。しかしSWに少しでも詳しい人はジャバがどんなやつなのか知らない者はいないと思う。まさに暗黒街の帝王といった感じだ。

僕が初めてSWを観てジャバを見たとき、『こいつはいったいなんだ?こんな気持ち悪いやつ何で人間をこきつかってるんだ?』そう思った記憶があるが、やはりそう思ったのは「人間型の生物が宇宙で一番の生物でそれ以外は下等な生物だ」という認識がきずかないうちにあったのだと思う。ジャバからすれば「ハットは宇宙で一番の存在で人間など醜い生物だ」と思っているかも知れない。

SWのすごいところの1つにこれがあると思う。「人間だけが特別な存在になっていない」当時の僕には衝撃的だったに違いない。

ジャバはその600年を越える人生を繁栄で終わらせることはできなかった、生前彼は犯罪によって莫大な財産を手に入れたが彼にとっての本当の幸福を満たすことはできずそして不本意な死を迎え今彼はいったいどんな気持ちでいるのだろうか・・・。

 
 
セバルバ

SEBULBA
セバルバ

彼らの種族は小柄でちょうど9歳の時のアナキンの身長と同じぐらいである。珍しいところは人間で言う手を足の代わりにして足を手の代わりに使用するというとても珍しい種族なのだ。しかしそんなセバルバもポッドレースの時は人間で言う手で操縦していた。よほどポッドレースが好きだったんだろう。

そしてセバルバの一番の特徴は「勝つためなら何でもする」というひきょうな性格である。彼がレースで何度も優勝している理由はこの性格のおかげだと思う。もしセバルバが正統派だったらとても優勝はむりだっただろう。そしていつもセバルバと張り合っていたのがアナキン(ダースヴェイダー)だ。そしてついにポッドレースの試合で、セバルバとアナキンの対決が行われた。過酷なレースの中、勝ったのはアナキンか!?それともひきょうな性格のセバルバか!?